<2480>「また煙の興奮へかえっていく」

 それは傾き、

 私は当たり前のようにそのなかで、

 動いていく、

 動いていくものから次第に、、

 煙が抜けて行き、

 私はその行方を追う、、

 まったく回転して、

 響き、

 これはどこにいるのか、、

 これはどこから始まるのか、、

 もののなかを見て、

 私は響きを始める、、

 身体を掴む、

 底の方から上がってくる、、

 

 私は次々に上がってくるものを、、

 この領域に収め、

 それを喜ぶ、、

 喜んだらまた身体が始まるので、、

 それを見る、、

 見たらまた時間が始まるので、

 それを含む、

 含んだらまた膨らむ、、

 膨らんで、、

 少し、時間が遅くなる、、

 私はまだ身体だ、

 そう思い、

 回転は増した、、

 なにだなにだ、

 まっすぐ見つめているものから、、

 ここをあたりまえに過ぎ、、

 それで世界へ、始まる、、

 あなたが眠っているところ、

 他の誰とも呼べないところで、、

 あなたは複数になる、

 複数になるものごとへ、

 身体をつける、

 つけたらまた浮かびあがっていた、

 浮かびあがっているもの、

 含めるもの、

 知れるもの、、

 そういうものに、

 徐々に私は浸透していった、、

 

 浸透して、

 またそれぞれに繋ぎ、、

 私は始まると、

 すっかり驚いて、、

 ここはなにようであるかを、、

 しずかに知ろうとする、

 その一員になっている、、

 あなたの身体が、

 今、そうなっている、、

 どうしてなのかは分からないが、、

 時間をかけて、

 興奮にかえっていく・・・