<2476>「取り、身体のなかへ」

 もののなか、

 これは、列の、、

 またたくわる、

 また身体のそばに来る、、

 またはじまる、

 私は速度を気にする、

 身体を気にする、、

 少しずつ流れて、

 いまやもうその隙間に、

 新しく出てきているもの、、

 存在が、

 長く映るもの、、

 あたしなかに、

 なかに始まる、、

 そこで手をしてみて、

 手を、、

 

 あなたが始まっているところを、、

 そっと見ていた、、

 これが順の身体なのか、

 どうなのかと、、

 ひとりでききながら、、

 私は縦に入る、

 身体の線だけは縦に入る、、

 そこでひとつ盛り上がる、

 時刻へすべる、、

 なにやかや、

 あなたは見て、、

 こちらに動いている、、

 どうしたものか、

 これだけの勢いをもち、、

 身体はここで、

 どうしたものか、

 と一言している、、

 私はすなおになり、

 身体を支える、、

 はっきりとした映像の、、

 なかへ、

 静かに潜っていく、

 

 あなたは現象を確かめる、、

 この場所にいたまま、

 その動きがたくみなのを、、

 そのまま確かめる、

 確かにわたしはこの回転のなかにいて、、

 あなたに合わさるのでしたが、、

 私はどこから出たらいいか、

 まるで分からない、、

 取るものは取り、

 流れるものは流れ、、

 身体が芯に集まる、

 わたしのなかに入れ、と、

 号令し、、

 身体の中心に集まる、、

 なにからだ、

 なにから、どこからだ・・・