<2473>「どこから来た眠り」

 私がそこを見ている、、

 どうしても見ていて、

 果たしてどこに行くんだろう、、

 こんな流れで、

 どこに行くんだろうと思います、

 集めて、

 ジニチを集めて、

 身体は前に進む、、

 あたしは順にきこえて、

 ものが見える、

 ものが遠くから見える、、

 いまにまじる、

 それぞれの身体に、

 うん、どこ、

 どこから来たの、、

 私は声を絞る、

 どこから来たかは分からない、

 

 ゆっくりと回転していくヒにあわせて、

 あなたは集まり、

 あなたはまぶされ、、

 時間のなかで眠りはじめると、

 驚いたな、

 どこからこのさわぎは持ち込まれて来て、

 私も一緒に始まっていたんだ、

 不明だ、

 これはどこまでも不明だ、、

 あなたが映る先、、

 私がどこかへひろがる先、

 身体のいちいちが見えて、、

 あなたは訊ねる、

 この回転はどこですか、

 どこなのですか、

 どこにあたりますかと、、

 私は指を差し、

 あなたは仰天する、、

 私は少し笑い、

 あなたは少し休む、、

 これほどのヒのはだけ、

 これほどのヒの温度、、

 あたしは少し眠りたい、、

 私は少し眠りたい、、

 

 私は少しステップをして、

 この領域に出た、、

 訳が分からないまま、

 ここの物事の先へ、、

 そうしてヒを過ごす、、

 身体を投げ出す、、

 地面のなかへいくらも溶けていってしまう、、

 あたしはそれを見ている、、

 思うままにふくらみ、

 あたしの方へ、

 静かに流れてくるものごと、、

 身体の方へ、

 きこえてくる物事・・・