<2462>「また振とあたたまる身体、火ばかり」

 きわに声が来る、

 なにだ、お前は、次々と、、

 回転し、、

 この肌の中を掬う、

 どこから来た、

 あたしは粒が垂れていただけだ、、

 どの方角から、

 垂れた声から存在がひらいただけなのだ、

 ここはどこのヒから、、

 私は吸い、

 私はかたまりをし、、

 この表面に投げる、

 ふるえて、

 振動線に入ることになったあなたの、

 その振舞いのなかへ、

 混じることとなる、、

 

 いまやあなたは空を持って、

 存在の、回転の、うまれざま、

 ある肌を持って、

 それを通路とし、

 通いざま、、

 いちりょうで働く人々、、

 流れるようにここへ着き、

 ひどくたくわる人々、、

 私は着き、

 呼吸を開始する、、

 開始されたもののなかに、

 ひとり住み、

 ひとり映像し、、

 ひとり身体をつまみ、

 はじく、、

 また声が流れていく、、

 どことも知れない方角へ、、

 また当たり前に流れていく、、

 あなたはこの肌の中に居たのだな、、

 熱をたくわえて、

 持って、

 生まれて、、

 なるたけ多くのものを集めて、

 ここへ来たのだ、、

 その姿、形から私に入る場所、

 ここを持って生まれている場所、

 身体が豊富になり、

 少し重だるいこと、、

 

 なにからあなたはそうして、

 あたりまえにまぎれてきた、、

 ここへさらし、、

 身体はまだ血ばかり、

 たくさん生まれて、

 私は通路と一になる、

 与り知らない流れと再びになる、、

 また排、

 また排火、

 さらに、たくわえた声がかわく、

 きこえる、、