<2431>「また内が始まる」

 そこに重ねては、、

 ひとつ、ふたつと、動き、、

 私はたくらみをまた少し、おろす、、

 なにの、裸ではない、

 身体ではない、

 私はそれら一連の物事を、

 そっくり見つめて、、

 またいつものように、

 生まれてくる、、

 ね、挨拶しなさい、、

 私は下を向いて、閉じていた、、

 内世界へ向かって、閉じていた、、

 

 ひとつの身体がはじまる、、

 どうしてもはじまるのだ、

 それで、あなたは眠気、

 あなたは訳の分からなさ、、

 ものが回転し、

 身体に合わさってゆくのを、、

 そっくり見ている、、

 あ、

 当たり前に回転して、

 その場へ過ごし得る、、

 ひとつの、形、、

 あたしはどこまでも来て、、

 声を出す、、

 声のあとへ続き、、

 私はただ粒になる、

 埃になる、、

 よどみ、たまり、、

 聞かされていた声、、

 聞かされていた世界に、、

 内世界とは、違う、、

 ひとつのはしゃぎを見た、、

 私は、困った、、

 視線をどこに向けていたらいいか、、

 私は、ひとりでまた、、

 内世界への通路をひらく、、

 

 それがどこからの粒なのか、、

 私は、しばらく声を忘れていた、

 出自を、

 表面を忘れていた、、

 誰か、知っている人が声を掛けたらしい、

 それもまた流れていく、、

 あなたも、あなたも、、

 こんな風に見えているのではないらしい、、

 私は過ぎた、、

 かねてから用意しておいた日を、、

 身は、空白に触れる、、

 あたしはそこと接し、振る、

 振る、

 振るえたままにする、、

 あ、あたしのなかでまた、

 内景色は盛り上がります、、

 私も、身体をつけています・・・