<2327>「入る以前の水へ」

 ああそんなところにいたんですね、

 と、私は振りながら、、

 その時間のそばにいる、、

 あ、

 はっきりとここに見えてきたのだと、、

 知るようになり、

 私ははしゃぐ、、

 ものがまた、ここで回転し、、

 私は揺るぐだけ、

 夢の中を辿るだけ、、

 これはどこのリズムです?

 分からない、

 次々と、明らかになるだけ、、

 

 あたしは白い、

 その絵の中を、、

 ゆっくりと確かめながら、、

 静かに紛れていった、

 私は底をききながら、、

 上手く入っていった、

 あ、あらわれた、、

 水という水が、

 ここにいろいろな姿を生み、、

 また私は色を塗る、、

 どこにいる、、

 どこにその物事は育つ、、

 私は驚きながら、

 その光景に混じる、、

 からだなど、ここで新しいまま、、

 うん、

 私は長くなっていた、、

 この現象の中で、

 漏れて、

 当たり前だという顔をして、、

 そこへ生きている、、

 そこへ長いまま、生きている、、

 

 身体のなかにあるもの、

 だからしずかに音をさせ続けているもの、、

 あ、瞬間の、

 それは私の手だと、言わんばかりに、、

 ここへつながっている、、

 私ははっきりと見つめている、、

 ここの方途を、

 あなたは勢いを持ち、、

 その時刻を知るのだろうか、、

 私は流れていて、

 今に至る、、

 今から湧くもの、

 記憶を自身とすると、、

 新しく湧くものは何か自身じゃないように思える、、

 しかしその、

 身体に取り込まれる前のものも、、

 自身とする、、

 そういった流動がありえました、かしら、、

 鳴らして、鳴らして・・・