<2217>「声の、印を漏らす」

 ここで様子を知り、、

 私は驚きながら、

 それぞれへ、渡ってくるのだけど、

 どこから、

 このつながりは来ていて、、

 私に続いているのだろう、

 と、

 ひとこと漏らす、、

 そうか、

 ここへきこえているものの、

 その複数を、、

 私は知っていた、、

 

 そのひとつひとつのくらさに、

 私は混じり、

 これとまったくおなじになるのだが、、

 あたりまえにここに居すぎて、

 このくらさが、

 世界のものか、私のものか、

 分からないようになる、

 この時刻を抱えて、

 どのように出てくるのか、、

 ちょっと分からないでいる、、

 からだのさわぎなどに集まり、、

 それはそれぞれできいていくことにし、

 私はここではじまる、、

 今その流れを受けて、

 ここにはじまっている、、

 次々に器が回転し、

 その近くに生きた人として、、

 私はあるのだ、、

 

 なんという成分の、

 ここの盛り上がりだろうね、、

 私は全て含み、

 そのなかに入る、、

 言葉を持って、

 ア、という、、

 ひとつの熱を持って、

 静かに入っていく、、

 あなたがそれぞれの印、その全てに、

 私の振りを感じ取ったら、、

 その隙間から漏れてくるものに、

 そのまま会える、、

 あ、

 あたりまえに存在していて、

 そのまま会えるなんてね、、

 これは驚きます、、

 あたしは一切を探り、、

 ここに来るんですから、、

 その影を見、、

 まったくここに来るんですから、、

 ひとつの、声の印、、

 そのまま受けとって、

 私はしずかに歩いていた、、

 この場へかたまりながら・・・