<2188>「管を通り」

 次々に振るえる身体を持ち、

 私はまだ生まれたばかりなのに、、

 もういくつもの泡を抱えている、

 それが、またきこえる、、

 私はからだだけで、

 ここの反応を得、

 次々に連なっている、、

 まだ先の時日に、

 あなたは混じり、、

 そこを確かに見る、、

 身体が含まれて、

 じっとそこを見ている、、

 

 なに、不透明な、、

 姿の始まりが、

 ここへひらけて、、

 ものは見事に集まる、

 私はどこからも見えていて、、

 それぞれに始まるのだけれども、、

 その声の隙間、

 からだは見事に合わさって、、

 私はその様子のなかに進む、

 ア、

 しずかな道の中に混じっているのを、

 見つけた、

 私は時折こんなところへも来るのだ、、

 長く回転して、、

 なに、

 言葉がどこまでもあり、、

 姿があり、、

 なにかプウルの、

 暗い底へ、、

 すっと当たり前に誘われたようなんだ、、

 私は底に、

 呼吸をして入る、、

 

 それぞれの身体の語り、、

 私から私へ、

 空気が渡される、、

 ん、

 少ない時間をこうして、見てきた、、

 身体になって、見てきた、

 ア、

 ひとつ方法をそのなかに入れた、、

 身体もよろこんでいた、、

 いまどこへその揺らぎがとんでいる、、

 あたりまえに、、

 そっくりその方法を生み、

 くわえ、

 のみこんで、、

 あたしの管のなかに来る、、

 はっきりと線が見えて、

 もうここは別時ではない、

 人間が動く世界だと、

 いうことに触れる、、

 ものが、今に見えてくる・・・