<2045>「熱時に立ち、初めて生へ浮かぶ」

 あたしは響きを取って、、

 また、さらにここにいた、

 なにだか、、

 熱の時日が、

 あたしのなかにぶらさがってくる、、

 ア、

 からだのあたりが、、

 もうほとんどここへ生まれてくる、、

 しずかな液をここへ続けてくれよ、、

 ト、、

 からだのなかに語る、、

 私はそこにアいた通路を、、

 まったく凝視していた、

 

 まったくここにある液を見詰め続けて、、

 アるあたりまえの熱のひろがりを、

 ここで掴んだように見えました、、

 ア、

 ア、

 過ぎた時日のなかに、、

 私が映えて、

 そのイメイジの一切を受けて、

 からだのなかに取り込んでいる、、

 物事の響き、、

 あたしはあたりまえに生まれてきたのではなかった、、

 各所の粒の働きを、、

 明確に知る訳ではなく、

 それは粒自身も、、

 知らないことであったのかもしれない、、

 そこで立ち上がるのが、、

 不思議というものでしょうか、、

 あたしはあなたの鐘に、声を掛けている、、

 次々に生まれながら、、

 ここへ丁寧にあらわれてくるのを、、

 私は知っている、、

 私は求めている、、

 その線の上に響きが伝わるのを、、

 ア、

 真白い場所に手をのばして、、

 私は知る、、

 私は熱時のなかへ溶けてゆく、、

 

 印をそこに立ち、もらいましたね、、

 あなたはその温度をきき、、

 ハア、

 と小さい身体を垂らし、、

 溶けるままにしておいた、

 いまや鮮明に、

 ここに生まれる物事が、あり、、

 私は振るえ直していた、、

 このさわぎのあいだにたち、

 あたしはただの夢を見た、、

 なに、

 いつとも知れぬところから、

 振動が来て、生まれて、揉み込まれはじめ、、

 あたしはその匂いで初めて生に浮かぶようだった・・・