<2028>「無の夢、無から阿」

 アのひとつひとつが身体の騒ぎだったのだな、

 私は知らないけれども、

 ここにいて、

 次々に日を捉える、、

 その燃焼性の騒ぎだったんだ、

 そうだろうな、、

 私にはきこえてきた、、

 私にはその類いの振動がきこえてきていた、、

 ひたすらに手をのばせ、

 手を、手をだ、、

 ここであなたがきこえていることは驚くべきことかもしれない、

 あたしはヒになる、、

 まとまった姿も、

 糸をひとつひとつほどくと、、

 ただ、熱の集合なのだということが分かる、、

 それもほどくと、、

 ただ無言のものたちが、

 次へ次へと増殖の夢を見ていたことが分かる、、

 

 お前の肌は光に当たったな、、

 そこからひびきなどは来るぞ、

 ア、ア、

 一陣が来ました、、

 そうしたら空になれ、

 太くアれる、、

 もう少し入口をアけろ、、

 あなたは無の夢になるぞ、

 そうだ、、

 じりじりと振動していれば良い、、

 その形だな、

 はは、

 こんなところで、私も揺れたな、、

 エネルギイで満杯になりながら、

 私は羽を知っていた、、

 それがまた今、一段と染みたはずなのだ、、

 なんだろう、、

 こんな心地、、

 こんな風の中に出て、、

 ヒは笑っている、

 あたしはこのヒのさなかに来る、、

 

 ア、ア、破れて、

 露出しているものは、事件で、無口だ、、

 私も瞬間的に、黙ってしまった、、

 この先へ、、

 方法で来て、、

 そして静かに沈黙してしまった、、

 あたしはその物事のなかに、、

 ヒを返す、、

 点滅して、

 また燃えているのだが、、

 この声はどうだ、、

 あたしは底からびりびりと来て、、

 燃えたかすになって、

 身体を阿へ渡す、、

 阿は、静かに点灯するのだ、、