私のその足元、
生命下、 に うずめられた日の香を嗅ぐ姿、
嗅ぐ姿に、静かに移れ、、
化物だな、
化物のようにたくしこまれた姿へ今、
当たり前の作用で移れ、
とそう言う、、
私はうなずきを返した、、
決してただのびやかには、声を立てない、、
誰かがふいに近付いてくる、、
ほら、あたしのメッセージ、
あたしの華やかな印たちとも言えるものが、、
そこに幾らもきこえてくるらしい、、
私は口をアけ、、
身体のなかへ飛び込む、、
じっと見詰めた生命下の、、
肉の、日の便りだ、、
私は読んだ、、
この一字一字を、読んだ、、
ただの紙はくしゃくしゃになり、ちぎれる、、
私は声をあげる、、
今私はここで初めて声を上げる、、
その印が今はっきりと見えたのだ、、
私は何故か、、
二人の関係に溶けて行くことを、、
病的に忌避している、、
わたしは声をたいらにし、、
あなたが溶けるのを防ぐ、、
どこだ、どこ、どこから・・・
あなたはどこかに通路を探り、、
私の声は平板そのもの、、
私の声のいつわりの音が、、
今ひたすら耳に垂れて、、
あなたの社会さ というものが、、
流れるままにする、
「あなたといると、私と、あなたと、ずっとひとりずつでどこまでも途方のない先まで、線がのびていてなにか疲れて仕様のないような、、なにか言ったらどうですか」
あたしはその拒否を持っているだろうか、、
それなのでどこまでもひらこうとするのだろうか、、
周りの人が戸惑うばかりに、、
あたしはそこへ生の線をおろそうとする、、
まだ生まれたばかりで温かい、その線を、、
「あなたはおそろしい日との混じり方を用意しています」
なにだなにだろうそんな、、
化物じみた表現のなかに私は住んでいない、、
身体から熱を垂らしやしない、
なにだ、ここは世界なのか、、
良いもの悪いものなどといわずそれ、
混じりたいだけ混じれ、、
あたしはあたしでのびていくのだからね、、
きこえてしかたない、、
線に染みてくる水の数々、、
あなたが離れたあと、、
ここに含まれたものがどぶどぶと、、
濁って生きてくるのが、
きこえてしかたないと言うのだよ、、
どこかその歩が入る、混じる、えい・・・