身体の狭間にその呼吸のもとが来たのかどうか、、
ほら見なさい、だらだ‐だらだとあなたの身体の中を走るものがそこでいくつも、、
回転し、回転し、生きる、、
劫初に手を置いて、
そこからどうか静かに泡立つものの一端として、、
だんだんかたまる、
だんだん隆起する、、
身体がそこからあなたのなかに溜まり出して、、
私は静かなサインを打ち出し、、
はっきりと振動するにいたった、
おい、そこからよく覗いてくれ、、
初めに置いた手から次々に、草が、
花が、、
放題に、放題にひらがってくるのさ、
なあそうだろう、、
私は劫初を掘る、、
おそろしい静けさのなかでその跡に手を付ける、、
見事にひらいたのだな、流れの、、
私は、巡る、、
静かに探るもののなかを、また重なり、また重なり、、
私はそこに入っていく、、
今そこから見えるものに意識を限定付けてくれるな、、
私はそこからまた手で奥に入る、、
さあ、さあ、ここだ‐だだ‐ここだのだ、
さあ潜れ、なに、
呼吸のもと、
あたしもあなたも、この風景のなかを迅速に渡ってきたものと思われます、、
そこから過ぎる、、
いずれの方向からとてもとても湧き出して触る、、
なに‐そこ‐いずれの、身体のもたせかたに、
私は文字と呼吸を読み取る、、
汲める、汲める、、下からもひそめていたが息がするから、
はいる、はいる、、
その刺激にかなう手のひら、、
無限の連なりに参加しているだけですから、、
あたしは表面に居る、、んいや?
どうだか、どうだか、、
時間がないところで手は劫初まで戻る、、
私はただ浮いて、、
そこから来る水の中に自然と浸かっているだけなのです、
そこから来る手のひらに、
当たり前に乗っかっているだけなのです、、
それはちょうどここへ来て、
私の頬へさわる、、
私の次へさわったままで振動している、、
それが響くと私はまた眠り、また覚め、、
また無限に身体に連なっていく、、
その結び目、、
いくつもに折り畳まれた線の中で、、
私は静かに踊り出す、、
私は静かにまとい出す、、
よく分かれてきたものから順に、順に、また含まれて・・・