そのまま風に含まれて、
あたしはどこを指すものか、は、はっきり、分かられないまま、
粒で来た、、
ここから、歩みをして、、
香の中へ、
不在の雰囲気のなかへ、
ひとつひとつ入るのは誰、
ひとつひとつ入るのに合わせて、、
私は、一体、どこから声を出すのか、
はて、はて、探り、、
その手くせのなか、
あたしが長い日付、時日とともに生まれて、、
その場所を仰ぐ、
その場所を次々にさわりながらだ・・・
一日はここの、手の中に全てあると述べたもの、、
あの声の隙間に、次々と参じようとする、
私は、どこか頼りない姿で生まれて、
一日のなかで爆発する、、
一日のなかでいとも簡単に死んでなくなるものでした、、
糸、筋はない、、
あたしはそこでほつれ、、
新たにたどるものとは、なに、
高速度でどこかへ移る訳ではない、
私は空気を含み、
ここへ少しずつこぼれる・・・
声はどこ、
いまやそこやとあちこちに響いてわたる、過ぎて、、
だんだらと温度、
だんだらと不在の壁が、、
仕事をし、編む、、
今そこに、身体を見せ、仕事をするのを、はっきり、
見せているのに、私は出会う、、
なにだ、私は、不透明な膜のなかに、声を揃え、
そこから順番におりてゆきました、、
次の一歩がなければ、遠方は無い、
という、当たり前の事実と、静かに調和しているとき、
私は健康だと言う、、
健康ではないか、たくみなひとひ、、
私はひとひのなかの声にあたろう、
これは無限に華やぐ道、
しかも沈黙した、、
時間のことが静かに知られる道、、
私は、はてを眺む、
私は、はてからはてへ、渡ろうとする、、
この現在の、粒を、
静かに行こうとするものは誰なのだ、、
私は小さい、、
小さいものが、そこ、ひとひから、はみ出そうとする流れを、あたりまえに感得し、
私も、その言いにそのまま応え、
絶えず、一方で、一文字に帰ろうとする、、
だんだら、だんだら、、
声は知らぬ、、私は、沈思して掘る人に繋がる・・・