<1758>「惑いと怯えでしょうか」

 装いのなかで静かに眠っていたのでしょうね、

 あたしが手をし、

 きっとそこから出てきたら良いだろうと言う、、

 ほら、芯が出て、

 身体が出て、、

 あなたがまた間違いのない姿で、

 ここに来る、ここに来る、、

 それは含むよ、、

 もっと別のところから来たのかもしれないけれど、、

 

 私と、あなたとでは昨日に何もありはしないけれども、、

 粒がひとつ、、

 あたしに吹きつけてくれれば、

 もうそれで、

 時間もなく会える、、

 人間が、いかようにも変わり、

 それで別の粒を持っても、、

 また同じようにまじわるの、

 それを知っているのか、知らないのか、、

 私はここへ当たり前に駆けてくるのだ、

 どういう渦の巻き、

 どういう形の、、

 様子を探りつ、

 その粒のなかにあって流れ、、

 私は、私を吹いた、

 さわぎというののなにの、、

 方法を知らせ、、

 今参加する、、

 身体が参加する、、

 

 私は多量の粒を、預けられている訳ですから、、

 そのなかで、知れず、分かることも多いのです、

 あたしはひらくとか、

 ひらかないとかを、自分で選んでいないと思うことも多いのでした、、

 さあ差した、、

 呼吸の道が分かり、、

 これはにもかかわらずどうして最後まで行くのか、、

 純粋労働だからでしょうか、、

 私が生まれることにかかわるからでしょうか、、

 惑いと怯え、

 惑いと怯えを、長く、持っているのでしょうか、

 きっとそうだという気がする、、

 きっとそのままで回転するのだという気がする、、

 あたしは非時間に立つ、

 非時間で、文字の停止を、

 空白を見つめる、、

 あ、そうだ、非時間なんだ、

 定着した粉、、

 しかしこれらも僅かずつ振動しながら、、

 その前のものにほぐれてゆく、

 なんという道だろう、、

 なんというお祭りだろうね、、

 その微振動のなかで毎時眠っている私、、

 私という粉、、

 粉という粉の集まり・・・