その肌に立って、迫る。
私がその肌の中にあった、ト、、
ひとり聞かされて、
ひとりで声を、ころころと転がし始めた、、
だわだわ、
ダワだワと粒が、
しきりに湧いて、
生命時、無水の、響き、、
そこに転がる、
そこに出でてよ、あなたの声の、、
その内的な閉じ方をここに見た、
見た、から、華、
見て、それは、砂粒、、
砂っ粒の声は響く、、
無水の感銘のなかに居て、、
響く、響く、内側、、
だいだらだとそこに映すヒのさま、、
私は、愛情に対して嘘だと感得するものではなかった、
その響きについて、、
何らかの受容器がないものだから、
その響きをきいて、、
即座に交遊の幕を下ろしてしまう、、
おなかいり、
また平生の話にかえればそこからまた華やいだのだ、、
こんな響きのない場所だったら、
こんなことに触れる時間のない場所だったら、、
私は、愛されることが人間の一大事であるなどとは嘘だと思う、
私は、愛することを一大事のように言うのも嘘だと思う、
空気の粒がびたり、と閉じられて、
窮屈さを覚える、、
それよりも私はひとりで地上面に吹く風に紛れて、
過去、点の風景とまっすぐに繋がり、
身体が遊んでいるあの静かな時間が、、
いつまでも続けば良いのに、と、
ここに一大事と大袈裟に構えることもない、
心地良さの全てがあるのに、という、、
幕の中の風景を、
静かに呉れたものに、
また長く頭を下げる、、
私は粒に、粒は私に、、
遠路から、吹く、吹く、特に吹く、、
おぼえてしまったものに小さな身体をつけて、
そこからばらばら、
祝福から離れて、
ここがただの心地良さになったら、
そのものそのままになったら、、
愛しているなどという言葉を一切容れさせずに済んだら、
私は、嬉しいと思うのも忘れて、、
どこまでもどこまでも行くだろう、、
どこまでもどこまでも転がるだろう、
内心の響きと、そこで打って、、
遠路から、そこへ、、
当たり前に呉れる、身体になるのだろうと思う。