あたしはそこに色を持ち、
果たして、響きの用意が整う、、
どこから向かって、
どこに打ちつけてくるかは分からない、
私はただ、
無量の響きの形を取り、
そこに居たのだ、
お前さんがどこまでも力み返っているところに、
私はいる訳ではない、
また、あなたがどこまでも脱力しているところに、
私は居る訳ではない、、
それは無量時にただしゃがみこんでいるだけ、
無量時からただ単に滑ってくるだけだ、、
私が持った身体はここからどこへ行くのだろう、
見事に合わせる肌、、
肌よどれよ、
その先の響きに身体を添えようとしても、
そうは行かぬ、、
あたしは日常動作をここに増やし、
原形などというものの想像もつかなくなってきている、、
今にその身体が持ち上がり、
同じような法を行く、
同じような段階のなかを行く、、
今はまたそれぞれの眼のなかに、
はいった場所であらわれる、
はいった色であらわれるよりどうにも、、
私は連続駆動のなかにはいり、
いくつか舞を、
いくつかその通りに名付けられた身振りに、
当たり前に入っては揺らぐ、
その感触を静かに見つめ、
あたりまえに映ってさわぐ、、
人間がまた人間になるまで眠っていよう、、
人間がまた人間になるために眠っていよう、などと、、
そこかしこにかぶれて、
よし、はてまで行こう、行くぞ、でなしに、
ちょっとはてまで行ってみようかしらねえ、という、
お前さんはてまで行くというのにさ、
のアンバランスを、
どうやら持っていた方が良いようですね、、
私はこの姿勢を持って何処へ行くの、
とは問わない、、
私は次の一振り、
私は次の絞り方、、
流れに目をとめて、
響きをまたあらたにとりこんでくる、
くだの息、
慎重に混ざるもの、
慎重に声をかけて辿り着くもの、
それら一切に身体をアけて、
確かに見ている、、