いくたりの響きが来たろうか、
それは、私がオンジョウの側へ生まれることを意味する、
何という響きのなかにいるのだ、
ほうけて、ほうけて、
そののち私は文字を掴む、
文字のなかで、眠ることになる、、
響きなどそのなかへ足されて、
私は、ただなかへ膨らんでいる、
おい、そこから、まといを寄越してくれよ、
私が常に身体をアけてだだらと漏るやつ、、
それをこちらにも分けてくれよ、と、、
言い、はっきりと、、
方向を付けて、、
なだら、なだ、なだらかに、続け、
おい、そこから、お前の一端なる響きをそこにちょっと漏れさせてくれよ、、
誰だ誰だ、、
私にはいくたりもの響きがきこえてきた、
また私は特別祈るものでもない、
衣裳を借りる、
ここで衣裳を借りたものなどの、
ふざけきった光景を、
目に、静かに留める、、
留めていたら爆発的に増えていくのだもの、
何が、
光が。
私がそこから響きの一致まで行くことに、
あなたは何をか言うか、
いんや、
私は光を見つめてほうけているだけだ、、
誰彼か、、
私に混じったもの、
私に混じったものだけが静かな声の仕業になる、、
それはたくみに文字にこぼれて、、
私は真黒くなる、、
真黒くなった視界だけを、ここに、携えて、、
順に順に言葉のわたり、、
を、目で、見てもいるのに、
おい、そこから、拍子になれよ、生まれろや、
どうれどれどれ、、
身体はかの形で諸処をはたく、
はたくと揺るぐのだな、、
巻いて、巻いて、、
私は不明の正面を、青い表情で、覗くものだ。
誰か、彼か、、
私のそこに祝って立つのの、
運動の、
無言の強さ、とでも言うべきところへ、、
ざい、ざい、ざいと、
帰って行けろ、
帰って行けば、、
私はまた真黒くなった時刻へ、
響きへ、
速やかに向かう・・・