<1709>「層の中で跳ねて、めくれて」

 あたしがひたすらその騒ぎに乗ってきているものの、

 その興奮に寄って、

 その足を置いて、、

 身体が、集まる、、

 長い時間をあけてここに身体が、集まる、、

 私はこれ以上軽くなることが出来ない、

 というところまで、

 一度は軽くなっていた、、

 

 尋常ではない様子のなかに、

 しばらく生きていたことを思うと、、

 しかしあれらは夢ではないが、

 経過し得るものは経過し得るものである、

 と思うと同時に、、

 この連続する流れは、、

 瞬間々々の危うさを持っている、ということだった、、

 

 その場を離れてどこに来たか、、

 建設する時間へ、

 そのものごとのさきざまへ静かにあらわれてきているのだ、

 どうなれ、どうなれ、、

 私は、呼吸が静かで、

 生きていることも落ち着き、

 まためくれる、層が、、

 顔の中で映る、

 私は跳ねて、、

 跳ねて、

 もう少し遠い時刻、、

 なにか、当たり前すぎるくらい当たり前に、、

 この物事の音を知っている、、

 なんらの感じも起きてこないのにせよ、

 これはなんでもないと結論付けるのは、

 何か違和感がある、、

 

 その日はあいたのだから、まっすぐ、

 まっすぐに、入っていくだけだ、、

 きこえていないものの姿に静かに乗っていますものを、

 そこで受け、そこに感じ、、

 静かに入る、、

 そのまま口をアけて、、

 ふらりと揺れて、

 ふらりと離れ、

 遠い時刻を見せているところへ、、

 入れ、入れ、、

 

 繋がりがつくとは、とんだ驚きの、と思われるものも、

 繋がりがついていて、反対に、、

 どうしたって関係がないものも、

 繋がりをつける力があること、

 は、どの時刻、どの場面でもそうなのだ、、

 見たことのない場所に入った、

 私は、連なっている、

 連なったままのほうけ騒ぎ、、

 そこに染み、

 そこに長い時間転げて、、

 浮かぶ、浮かぶ、、浮かぶ・・・、