あたしは小さな方向へ、、
身体を揺って、求めて、、
来たのだと、伝えている、
あたしは身体を結って、ここに放られている、、
あ、
そう、前に、
前になにもないのは当たり前のことなのだ、、
と言い、、
私はほうけたまま、移動する、、
波にその速度で、乗り、、
あたしはそのままばらけてゆきながら、
しけていて、
しけていて、なお、見る、動く、、
身体があるというのはそれに尽きるのだ、、
個人の好悪はこえて、、
ただもう動きへ、
私は生きているから、動いているだけです、、
動いていないところには、前への契機もないし、
はじめの一点もないから、
それは不安なのです、、
まだ誰も誕生していない不安に、
ひとりで手を付けるのです、、
砂をいくつも含み、
続く、続く、態度が、
人の静かなしざまが、、
ここいらにばらまかれていたと見えるから、
それを拾うのです、、
ものの分からない隙間で、、
手を拡大し、
身体に混ぜ、繋ぐ、、
繋ぐもののそれぞれを、、
ここに伝えているのです、
ほらこちらを見た、、
透明な暖気でこちらを、
あたしは新しくめくれて止まないのに、、
前になにかがあるのを知ることはない、
ないことは考えられないというより、、
考えているのかどうかがよく分からなくなる、、
そのはたに線を、
呼吸の紋を、点々を、、
続々と、、
招待され、招待され、、
つるされて、流れて、、
今に生きてきた、
身体がかたまってくると、、
私は、踊りにかかる、
それも長い時間ずっと、そうしていたように、、
踊りにかかる、、
身体の中で生まれて、
身体の中で死ぬ、、
いくつもの存在の仕方が、
新しい泡だった、、
なに、こうして膨らんでくる、
動いていたことが、今になってここにいる、、