過ごしていたところをどうもまっすぐに、、使い、
あとは空白、あとは普通だった、
どうも似ている、時日に、、
お互いを容れて、そのまま、喜んでいるの、、
喜んでいるところを、容れて、、
電車に乗る、
車両には、私がひとり、、
そう、ちょうどこういう時刻では、
こういう路線では、
気が付くとひとりでいることが多い、
車両にひとりで、
ここにあるもの、ひとつひとつ、ぼうやりしてくる、、
ぼうやりしてくると、
この時間には、どうということもないけど、二度とあわないのだな、どうも、と思う、、
ねえ、もう会わなくなる、途端に会わなくなるのに、
今何も感じていないのが、不思議だと思わない?
それはまあ、そうだけど、、
確かに、悲しさが、一度にかたまって、全部になって流れるということが、会わなくなるだろう時間のところでは、起きなくて、
ここから悲しさが少しずつ始まるだろうことを、
僅かに感じているだけだった、
何かは分からないけど、何かがそうして始まり出すときに、
どうしても、ぼうやりとしざるを得ない、、
私はあちこちから渡ってきて、過ぎるものに対し、ひとりでぼうとして、背もたれによりかかっているしかない、、
車両には、私がひとりだった、、
陽が、必要なだけおそい、
その必要のなかで遠い、、
眠ることもかまわない、、
エネルギーの大きさが、
身体をだるくしていた、、
多分、今より若い頃、私はもっとだるさを感じていた、、
エネルギーが大きいとそうなる、、
反対にすこぶる元気にもなるものだが、、
その身体はもう少し小さくなり、、
ただ無容赦にひろい、緑の場所で、
風に吹きさらされて、、
ひとりで、浮かぼうとしていた、、
はらわれて、大部分がこの場所に残ろうとしていた、
風景は、多くない、、
ただ、ひろいのだ、
ここまでひろいと、私はひとりで立っているしかない、、
どこからか違和も覚えないまま、、
ここにずっと立ち続けてしまって、
帰るのも、、
身体のだるさが増す過程にそっていくことも、忘れられた、、
しばらく立ち尽くしていることで、、
足腰の強い、通路を、作ったのかもしれない、、
なぜって、ここを行くのが容易だから、、
どこまでも途切れないで、、
二度と確かめえないところも、、
あ、ちょっと待て、、
身体は過程に乗って、だるさよりももっと先へ来てしまった、、