そこへ向かう言葉などが、差した、、
ただ手で払うような振り、、
時刻を必要としていた、
同じように、線を引いてきた、つもりであったが、、
なんだ、これは、、
どこからどう流れてきたのか、見当も付かない、、
それ、それ、道の端で、
小刻みに揺れ、
小刻みに滑り込んでくるのを、、
そこに、大仰な形で、見ている、、
生きて、水を吸い、のびていくことは、、
仕舞いひとつで、
終わるはずのないことだけれども、、
あたしが、複数の時刻に立って、
波により、
端から端へ、ついたり、離れたりする、、
その表情が見えますか、、
どんなき、姿のなかに居ても、
その表情が、、
私は、剥がれて、
剥がれて剥がれてを繰り返した、、
また、剥がれることになるので、
ぼうやりと、中空のかなたへ目を向ける、、
目を向けたままでさわがしい、、
この響きのてあいの、、
様子が、さらに、さらに、、
ひろがり、今にし、手を付ける、、
今から、ほとんど、
暗いトンネルのなかを、いちどきに歩行するのではなく、、
一歩が、
その響きと合う光景を生み出すように、、
私はそう言っている、、
誰もが、どこかで出会った顔をした、
人に見え出すのは、
誰もが、、声のあたりを確かめる模様に同じ波でもって、応えてくるようになるのは、、
そこで時間が幾層枚も重なり、、
幾層倍の見え方のなかで、
はっきりと沈黙しているから、、
浮き上がってなおその後ろに見えていくのの、
様子をはっきりと咥えて、、
黙り込んでいるからなのでした、、
はたして後ろにものが見えたままの、
様子で生きて、
こちの方へ、はっきりと、続く、、
今の私はどこを向いて流れているか、、
それは静かにして、問わないこととしよう、
問うたところで、
私はこの一秒のなかでものをまさぐっているだけだから、、
この一秒のなかにまさぐるものといえど、
同じ表情で、
違う時刻へ、それに、、糸まで全て含んで、、