<1688>「空白の一瞬間」

 身体からまた同じ速度で渡っていくのの、

 全体を、

 見つめて、そのままで来た、

 同じように含み、反応した、、

 同じような手合い、、

 言葉が、間近にありながら、、

 目のまわりを、すばやく駆ける

 すばやく駆けたものの全体を静かに確かめるようにしていました、

 確かめながら、そこに来て、、

 よこざま一切を、、

 順当に、渡していました、、

 

 あれそうだったのかな、、

 強引にかむさってゆくものの繋がりで、、

 引き、または結ぶ、、

 結びのけたたましい音を、あれやなに、

 確かめるようにしていましたが、、

 どちらか、どこへか、、

 浮遊して、そちら奥の方、

 渡す、渡す、、渡す、

 それはてのひらに通い出せばまるごと分かり出すことで、、

 そこからこぼれ、、

 空白の一瞬間に立ちほうけているような、

 感慨に連れられそうになっていました、、

 だれかと歩いている?

 だれかと歩いていれば、空白の一瞬間に立ち会わなくてよいなどという意識はどこかへなくなってしまいました、

 これは建設かな、

 これは建設じゃない、、

 これは長い溜め息を辿る作業で、、

 辿りながらうたいも起き、鎮まる、、

 あつい動きのなかを通って、

 続く、続く、、

 今に感嘆のさわぎが続くと、

 鎮まる、

 順番に呼吸、その調節で、

 なんとなく、動いて来ました、、

 通りに不足なく、上手く動いて来ました、、

 

 あれ、渡しの、、

 渡しの姿がどこにでもかかるというよりは、、

 どこからもここへかかってくると言ってしまった方がいい、、

 その方が日一日は分かりやすい、

 私は通路で、

 通路には、無窮と付きますかどうか、、

 はてのはてのはて、、

 そのような名が跳ね返って、

 私にくれますかどうか、、

 内通路、そのまた内へ、、

 あたりをつけていく、

 まくらななかで、、身体だけが頼り、、

 ほうと浮かび

 ほうと手探りをする、、

 感触、、当たる、、

 気づかない前から目覚めて、、

 気づかない前からこの通りに過ごしていました・・・、