私はここの呼吸を上手く携えて来た、、
果たして、よく見えた、
馴染みの姿が、、
今に裏に現れたままで、ぼうっと、
浮かんで、、
あれ、あの、確かにそうじゃないか、
という声を、あてるところで、やめ、、
こんなことはうちにしまっておこうではないか、、
訳の分からぬものながら、うちがわへ、
まっすぐに当てて、、
あれ、私はこのまま、紛れていく、
どこへなのか、方角はあるのか、、
外の形へ向けて身体を合わしに行くのではない、
でも、そういった欲望もあって、、
欲望は欲望で映して、、
ただ てさぐりの道へ、
ただ引き返している、、
この道を誇るものでもない、
この道をあざわらう気持ちにもならない、、
そこはそれらの類の仕方が似合う場所ではなく、
ただ沈黙して、
よく見えない場所である、
一面そうだ、一面、、
人が静かにしゃがみこんでなにやらもぞもぞとしはじめる、
行いを始める、、
雲を掴むような、
なにげにそこに重ねられる枚数が多くなる、と、、
掴むものはなにだ、
形が浮かんで来た、、
その表面にまっすぐに手を付けろ、
手をまぶせ、、
私は海の方へ浮かんでいくままに、、
過ぎて、大きくなる、、
流れているままで、大きくなる、、
ひとつのうたいをとって、、
ささやいたもの、
なにだ、もっとひとこえが垂れるように、、
その場へ垂れて、どんどんと続くように、
まずまずそこへ聞こえ、
どこまでも続く、、
私はその響きに乗ったのです、、
訳という訳も分からないままではありますが、、
そこに乗って、、
あ、どこかの到達点へ向かっての、
歩みではないのだな、、
ということを、確かめ得る、、
より、発揮されよう、発揮されようとする、
一連の、もにゃもにゃしたものだ、、
このなかで声を発せ、
このなかで声を発していたら私にもきこえる、、
ネ、あなたは、時刻を持って、ここにいるのよ、
そんなことだろうとは何か、ひとりで思っていたところ、
だったが何か、、
探りながら、探りながら、運動はそれぞれ、手から、垂れて・・・、