<1667>「歩行の白さ」

 そこに居る、と、漠、とした声を掛けていくひと、、

 招来して、、

 あら、なにだか、途轍もなく、続く、線の中に、入って来ているように見えていたんだ、、

 が、風の筋のなかを探る、

 ひとりでいればそれは、徐々に、いいや、瞬時にのみ込まれていく過程に、入るのだと、いえる、、

 ほら、ほら、とかれて、、

 そのものにふさわしい、、

 いまもめぐりざま、に、紛る、、紛る、紛る、、

 ものを、じらり、と見つめている様子が、伝わる、、

 あれ、なにだ、なにだ、、

 あれ、湧きざまだ、日差しだ、受け身だ、、

 

 あ、長い時間になり、身体に当たって、、

 そのままの様子で、当たる、、

 あ、ふくらんでゆく、想像の、外に出て、いくつも、いくつも、、

 あらためて、ものを混ぜ、

 ふえて、、あら、ふえて、あら、、

 これは何が踊る印なのかしら、

 次々にきこえて、次々に抜かれざまに、、

 あら、きこえて、ふえて、、たくらんで、、

 ひとの勢いのなかで、、

 私は、見える場所で、ひとつ目の呼吸を、

 内へ、内へ、取り込んでいくことに、した、、

 は、は、そこにいたのか、、

 これと同じ動きの模様は、今そこにいたのか、と、、

 かんがえているま、に、、増えて、くれる、、

 たれか声を掛けているものに、、

 見えて、揺れゆく、、ものの、なかほどに、、

 伝わり、ながら、あるのだろうに、、

 

 ほ、ほ、、後ろから、波がさし、、

 状況に、当たる、さの、行方から、、

 いまに、いたる、、そのさわぎの、、ものを、見つめて、

 過ごしている、のを、、小さく、さわる、、

 あら、あら、、さわる、、

 これからというさわぎのなかほどへ、涼しい芯が通って、、

 続く、続く、、

 あ、あ、響き方の、それぞれから、、

 混ざり、混ざり、、混ざり、、

 それのすぐあとにも、来る、、

 

 適当な、所で、、響き方にも、なる、、

 ものを、さわがして、、

 いまにつかまえたところで言葉にならわしていた、、

 なにだ、なにだ、、

 それがまっすぐに、煙を受け、振動を受け、、

 なにか、なにか、、まっすぐに、伝わるところの、

 現在を、

 通り越して、、そとへと触れるところの、

 ものを、見つめ、見つめ、、

 おれの身体からも煙が出ていたよ、、

 おれの、それの、、なによと、あしばやに、

 ふれていって、ふれていってしまったあとに、(えい、、)

 ものが相当量に、達して、、見えている、