<1628>「再会を」

 身体がそこにあるのだから、また会えると思っているようです、

 そうして、はっきりとは別れないのでしたが、、

 そこにいて、風景が変わりました、

 あ、これをずっと憶えているかもしらないとそのときに思ったのでした、、

 

 であるからして、そこに、点的に振るえて、、

 そうした打ち方が今にもまだ続いていると、

 いいえ、どこか違う通路に出たという感慨もないのです、

 それで、私は誰でも、昨日の人と同じように出くわすのではないでしょうか、、

 ひとりの流れのなかにいて、

 漏れて行きながら、、

 それをたくみに辿って行くとそこからの様子もありえてくるのではないでしょうか、

 そうしてやはり昨日の人と同じようにしています、、

 

 あ、暗中の、、

 それに手も、ぼうやりと見えて、

 非常にまっすぐに、非常にうろうろと、、移る、

 どこを探れば一体このようになるのか、、

 私は粘性の、

 様子のなかにいた、、

 あ、暗中の、

 過ごしていきかたが、こちらからそちらへ、そちらからこちらへ、丁寧に渡されて、そのなかにいる、、

 私は流れて、、

 ひと日に、新しく住んでいますけれど、、

 削るのを頼りに、

 いや、その方向へ、身体が、、

 液で、飛び込んでいって、

 生きていますから、その通路は、私にも見えていたはずだと、、

 前後にひとつひとつの装いを置いておくといいのだ、、

 

 あたしは、毒の一点に、

 毒に、あてられて、、そのままにはをあて、、

 削り口を次々に膨らましていくことをする、、

 あたしは、呼吸を考えている、

 てきとうな時刻に、てきとうな地点を見つけ、、

 よろけながら、、

 

 なに、うまく出来ない、

 呼吸がか、いずれもだ、、

 いずれその言葉の通りがここにひらけてくるようにだ、、

 いた、僅かな隙間に、

 僅かな時刻だった、、

 私はそこを数えているはずだった、、

 現象に潜り、、

 あちらこちらを眺めやると、、

 道は一続きだ、

 知らない、どこを通って来たのか、、

 ざったな、考えていることはどこも変わらず、、

 いやなに、そこで過ごす、、

 どこにも、

 どこにも分かれない様子が、そこここに、あって、、