一点が、私だった、、
なに、しばらくそこにいるのが見えて、、
どうやってここまでの道筋を、繋いできたものだろうか、
それは、はっきりとは分かっていない、
一点が、私だから、、
おそらく眺め、おそらく長い陽にさらされていた、、
出てきて、何か言わないか、
そうか、特別長い時間を、そこに込めたものでもないだろうと思えて、、
今はただ浮かんでいるもののすぐ横にいる、、
私は、運ばれていて、運ばれていることに気付くと、、
そのままその拍子の中に、ずぶずぶとはまりこんでゆくようにした、、
その方途、数を数えて、、
なかがわにカウントされていくものだ、、
あたしは、愉快ではない、
ほとんど一点の時間を、
ガリガリひっかくようにした、、
そこに呼吸が上手く含まれるようにした、、
どう、道のおしこんである、平らな、、
そのものに、身体を付けて、
あたしはいくつもの点を持っていた、、
手に、跡がついている、、
現在地にも、同じように、
そこを静かに渡っている、
無際限にひろがるものを感じ取りながら、
なるほど、歩幅はこうか、、
現在に、緩まって、、
地点、地点に、、少しずつ声を掛けた、、
私はその、もごもごとする、かたまりへ、
非常な速さでも、入って行き、、
どこかへ絡まる、なにごとを見ながら、、
膨らんで、膨らんで、、
いまにいたる、、
どこかへほうと放り出だされても、
一点の、私は、、
材料的な状況から、なにから、、
おのずと、全部を、含んで、、
流し込まれていく、
そのものにでらりでらりと溜まっていくとだな、
なにか鷹揚な形も見えるものなのだ、、
どこから、この溜まりは引っ張られて来るのかを知らず、
なにか、その一点を、
ずっと下へ、行き、、
日に当たったままになっているぞ、、
私はそうも思った、、
この身体がどこかに当たり続けていると、、
それで、いちいちごとの、声も含んでゆく、
どこからか水が増えて、、
形のなかを行き来するときに、、
届いている、あれその響きのなんの、
と言える物事、、
中心を呼吸して、
一点の、ありえたなかがわにいる、、