<1565>「私は宇宙を踏む、、」

 合わさるのもそれも承知だ、、

 これに肌を合わせるのも、

 なにせ、それは、幾層倍もの含みを持っているのですから、

 いれば、そこに、当たり前に含まれていくはずだと思うのですから、

 その、間際にいて、方向、方途、香の中、、

 (晴れて、私は立っている)、、

 紛れる、紛れる、幾層倍もの、粒、粒の中、

 さわぎが来て、、

 身体が、どうしたって、、まともに立ち上がってくるところからが、そうからして、見えていましたよ、、

 

 エネルギーのそれ、、ひどく溜まり、、

 私は地団駄を踏む、、

 だだら、だだら、溜まり、

 私はステップを踏む、

 身体へ、響きが、響きが、身体へと増えてきた、、

 ようよう増えて来た、はた、

 はたはたはたり、はたはた、はたり、、

 よう、そこで、、折り畳まれてくる、私のそれぞれの、、

 熱量というもの、折り畳まれて来て、、

 こちら、そちらで生きて出始めているようすだ見えるでしょう、、

 さわる、さわる、その熱へ、、独特の静かさを持ちながらそれにしたってさわる、、

 違う身体を彫り出だして来たところ、そこへ、、

 新たな型が彫られて熱運動の、幾らも幾らもはいるところ、、

 私は宇宙を踏む、、

 さりげなく、宇宙を踏みしめて、すると、宇宙は柔らかくなっていた、、

 その静かな手合いへふれる、さわる、さわる、ふえる、

 ものも、もので、、勢い、力量が、ようよう、

 ようよう、、だだだりと生きてくるのだふれえるでしょう、、

 

 私は先端から中央、

 中央から先端の、その勢いの点のどこでもない、、

 その勢いのどこでもないところ、、

 どこでもない姿の、途方もない全身運動に一指、

 一指一指、

 一指一指一指と混ぜていく、、

 混ぜていたらその香の連続、粒の粒の連続のなかに、、

 かわいた姿を覗かせる響きでしょう、、

 一挙手、一投足が、かつこつ、かつこつ、

 かつこつ、と耳へくれる、

 耳へ続く、、

 私は踏みしめた、熱量のさわぎで、ぼう、

 ぼう、、と持ち上げられていくのを感じていました、、

 汗をかくでしょうか、かくでしょうが、、

 それくらいのところから響く声もあるのでしょうか、、

 さて、さて、さあ、、

 私は、余ったところから少し生まれて、、

 少し、、呼吸を寄せたり、引いたり、

 そうしているうちに、今の今、ただいまから、

 はからずも、宇宙を踏むことになった、、

 どうにかして、、湧き立っていましたから・・・、