あたしがまた渦のなかに生まれて、、
長い、長い、呼吸の粒を得て、
一量で、ここへ連なる、、
私はさわぎのなかへ今まっすぐにひらき、はじけてくる、、
なかに揺らぎ、、
なかから醒めて、
あたしはこの方途のなかに明らかに来てしまった、
それは葉の中、
それは私の声のいとのよに連なる姿、、
形姿のふるえ、に、、
今その長い線がまじわってくる、、
まじわったまま、しびれてひとつの声を掛く、
あなたの形姿・・・
なにや、静かな矢のなかにこもり、、
私の一量の液の流れ、、
それは空間に受けた、
それはあなたが静かにこのまはだかな響きのなかで生きていた、
音と思う、
それはなだらかな道、
道と道に、、
当たる音と思う、、
そこに、はじけて、のびているものへ、
静かに手をさす、、
姿のふるえ、
姿の一量に、、
私は、液になり、長くかわき、、
ここへ簡単に響く、
あ、あ、、
あたしはこの粒のなかにそっくり入って、、
この血のなかを通った、、
明らかにその方向へ見えて、
当たり前に続いた、、
私はその線の欠け端に顔を寄せ、、
ひとつの声を求める、、
お前がここに生まれてから、とても長いぞ、
という、ただひとつのかわいた声を、、
静かに肌へ付け、
過ごす・・・
一量の葉、
一量の乾き、、
一量の存在の跡に、、
ざらざらとした時間がついて、
私は、いつまでも眠り、、
いつまでも身体に付き、
離れないでかわき、長く続く響きの、
一量の中に、
また静かに生まれ直している、、
私は、手の、点の、静かな揺れに、、
蓄えて、蓄えて、こぼる、
ある当たり前な、線を見、、
線に連れられて、、
この、名前のない、静かな通りに、、
黙って立っている、、
また声が鳴る、、ここからいつもの、声が鳴る・・・