<1547>「暖色の息の日」

 隙間に合わさって立っている、、そんなところで、リズムがする、

 こちらへ散々聞こえている、リズムがする、

 (ほ、ここへ、見事な旗を用意したものだな)、

 なにが合わさる、、

 身体のなかの枝という枝から、、

 方向へ、どんどん、伝わって来るのさ、

 そうか、、いくつもの浮かび、いくつもの渡りと、

 あなたがあたりまえに呼ぶところ、

 身体がいくらも浮かんで来て、

 ずんとこちらを打つのさ、、

 見事な旗が立っている、そら、それは涼しいさ、

 なんとも見事な渡りのなかにいるんだね、、

 

 それで、暖色の、光の線を、簡単な仕草をして、いくつか含ませる、、

 あたりまえに外へそれが伝い、

 身体のなかのひろさ、、

 それが、今の隙間に明瞭になれ、、

 そうしたらこのリズムの先端に乗っているということが分かり、

 どうやら、激しい行き来の最中なのだな、という、

 言葉があちこちに漏れる、、

 漏れてこちらの方へはっきりと伝わって来る、、

 それをまた含む、、

 うまく暖色であらわされていく、、

 ほこ、ほこと、

 持ち上がりだな、

 明瞭な存在の線を発していたらええさ、

 どれ、よく見える、、

 あまり見事に出来上がっているのが分かるからさ、

 分かるからそこの隙間へ表情を出す、

 おうお、おうそうか、

 誰彼となく、うごいているのじゃないか、ね、

 ね、ほんとうに膨らんで来た、

 

 あんまり見事だという思いをするものですから、、

 そこへ、だらりと溶け込み、、

 そのまま、私の振りをする、

 同じ形のようでいて、少し、波の線が違う、、

 波の線が違う、

 波の線が、、合ってくる、

 二重になる、

 重なって打ちつける、打ち、、はずむ、増えてきた、、

 こんらんのなかで増えてきた、、

 正確な動作をたくわえてきた、

 ここからは無限、

 無限の隙間にひと呼吸を置く、

 ひと呼吸がうれしい、

 暖色の表現になっているから、

 それがうれしいことだ、、

 静かに、黙ってはいるもののようだが、、

 ほぐれていて、

 どこからからも光の線がはいる、、

 それを透明な複数の線で受けてくれたら、、

 ここは普通時間、なんともかけのぼる、、

 こまごまの、普通時間へかけのぼる、、

 姿を見ていられるのだ、、