<1427>「日付に絡む身体」

 肌を、そのなかで、、

 流れ、、

 私は言葉を挙げ、

 戸惑う、、

 静かに流れ、、縦横に、言葉のなかで、

 そのまましばらくその音をきいていること、、

 身体はそう、、

 音も確かにはせない、

  

 誰かがこの流れの音を拾って、、

 そのままで生きている日付に、

 私は身体を合わせる、、

 合わせる音とてひとつもしないけれども、、

 そのなかに、肌のなかに入り、、

 黙って動く、、

 身体のなかにその動きを作る、、

 

 見て、、見て、

 そこに音らしきはないけど、、

 存分に身体が与えられていて、、

 存分に流れが与えられていて、、

 見て、動いている、、

 

 今一度ここに鈍重なものを置こう、、

 人が人のまま静かに沈み込む、、

 鈍重な、、その振舞い一切にあなたも、何も、

 置いて、見て、、私は動く、、

 私は重たそうに言葉を挙げて、

 その流れがよりゆるやかに、、

 より重たく、、

 ひとがまだまだ駆けていて、

 その後方へ、、

 ひとつの鈍重さを持ちながら、あたし‐あなたは、、

 ひとつの日付に、、

 

 身体がまつわる、

 その後方へ、、

 そのうしろのところへうまく流れていき、

 生きている日付へ、、

 言葉を持ちながら、、

 鈍く、その光景の中側へ、 ゆるく、

 落ちて、、

 落ちていく人と人の身の鈍さ、

 振れて、、

 

 その日を跨いだ、、

 誰だ、、

 はしくれの身体をここへ立てて、声をする、誰だ、、

 そこに生きて日を見ているのか、、

 そこに流れて、、

 黙したうたいの模様をして、、いちじつの身が、、

 鈍く、、鈍く、、

 ここにあらはれて、日か、日か、

 あたしの歩むそぶり、それら、

 日のなかへ、、あぶらじみて入り、、

 それら、、鈍い沈黙の様子を、、見て、見て、、