物を揺する仕草、
揉まれて、、揉まれて、、
ひとつの、容れない目が、ここに置かれて、、
通過する、内外を、、
多分に通して、、
どうしても容れない様子をしているらしいことに、、
段々と気がついてくる、、
その様子、仕草を、
内側に居て感じる、その心地と言うか、
一心に流れていく全‐景色のなかで、、
少しずつ出来上がって行ったのか、
奥の方へ下がる、、
ずっと奥の方へ、下がっていっている、、
この当たり方を、、
途方もない振舞いの、平常なありかたのなかにいて、
一呼吸が、よくのびる、、
一呼吸が、からんと乾いて、、
幾方向へ、、
どうにも容れない目を通過して、
のびやがって出た、、
その瞬間毎の、、
穏やかな相、
を、転げながら、見続けた、
この長い響きの、中心部分を、
そのまま蓄えて、いつも、内から、、
それが目に当たるように、
もっと引き込めるように、、
粘性のラインをあらわしはじめるように、
緩やかに当てていた、、
その出合う仕方のなかに、
平常の、、鈍い進行が、
上手くあると言おうか、、
といった、、華やいだ、一見すると、重たい交錯の、
相を、
新たに、少しかむせてきているとすると、、
あたしは、困難だが、なにだか、のような、、
そんなことは、感じなくなってくる、、
感覚の、風に当たったままが続くことを、、
奥で、、眼差しが この地点から少し退いたところで、、
ふら、と思う、、
(もう少し当たり方が鈍くなってもいいはずだ)
ふら、と、思う、
日を、それは一様の仕方で、掠めて、
どうと垂れるところ、熱が、
どうと垂れるところへ、、歩が、少し入る、
熱が少し溜まった、
粘りついてくる行き来の、その放心の進みが、、
ここにあり、それはどこにも溜まる、
よぉ、
それはどこにでも、、
長い呼気があらわれた、それに少し置いていかれる、、