<1364>「もう、泡、歩行粒、高温」

 陽を、甘受して、破裂した、

 白くなっていた、

 蒸発して、、

 手当たり次第、、

 皆‐泡と高温になって、、

 遠方へ、、

 よく見えていないところにまで、

 白さは及んだ、、

 

 破裂している、

 拭っていた、、

 あんまり垂れてしまったあとも、どこか物足らなく、なるような、

 そんな、

 しかし、、白む、僅かの時刻のなかに、

 全身、垂れ、、

 吸い込む‐吸い取られる、

 

 腕の振りも、

 あるいは、 見上ぐ仕草も、、

 あたりまえに甘受され、

 全体の、

 途方もない景の方へ、、

 一個の粒として、、

 

 あたしはあたしの身体からこの陽のあいだにあるものを受け取っている、、

 何故か一個粒、、

 それを軽やかに越えていく運動が、

 呼吸が、、

 確かな温度のとき‐ひろがる、もうもうとしている幕が必要になった、、

 

 そのなかにうねりながらゆく風の動作を見つけ、、

 しばらく身体を置いてそこへ滑り込んでゆく、、

 点が付き、

 点が付き、、

 身体もまた静かな跡のなかに、、

 

 もう、、茫漠、

 次から次へ、破裂を控えて、、

 あたしの長い仕草、、

 高温に応えている、

 仕草が、長く、

 絡まりながら、

 薄まる光の中へ、、

 もうほうほうほうと溶けていく、

 

 順行、 白さ、 破裂のなかに、

 一個粒の制限を、、

 その領域の、 点の、、

 もっと後ろへ、、

 そのさらに奥まったところえ、、

 破裂する印象が十分に備わっているような、、

 そこへ、斑に、いちいち、

 時折、朗らかに声を掛ける、、

 上手く白さに馴染むように、

 見ているもの、、

 その総体と、

 生活観がおんなじになるように、

 先端の、白くなったところを、 ずっと眺めている、