輪郭が現れ、
その外側も、、
また無造作にひろがる、、
香りだってほんの僅かたったほど、、
それからまた流れてくる、、
それから輪郭はまた朝だ、、
朝に添い、
朝は輪郭を持つ、、
微妙に暴れ立っているものを感じながら、、起き上がってしまう頭の、、
その左右を、
片側だけの朝が見留めて、、
これを誘う、
朝はひとことひとことを置くようにして、、
もう嬉しそうに、
もう満足して黙ってしまうようだった、、
何かは一致した、
こんななかにいた、ような、、
それで、どう、
しかし、わたしのリズムの先え、
種々の声が垂れかかる、、
声のなかにいて、、
ぼ、、と大層な朝の中に出てしまった、、
何故か、一致した、
そのままどくどくと話法がゆく、、
話法は話法を呼び、
ゆく、、
それで、僅かに出来上がってくると、、
私はこの時日に適しているような気持ちがしてくるのだ、、
けして失せない香りから、、
また鳥に似た声が立ち上がってくる、、
暴れ立っているもの、
それにひとつのトオンを渡す、、
身体が私よりも先にハッキリしてくるようだ、、
なあに、
色も巡り異なる、
色もあわだつ、
澄んでひとり大らかに気持ちの良い存在になってゆくのを、
身体のなかに おんなじようにして入って、 例えば目で見ている、
どうしてこう時日なのか、、
どうしてこうも穏やかなのだろう、
私に次ぐ私がスムーズに入ってゆけるのだろう、
ひとり、
目玉のなかにあらゆる讃歌が映り、
私はゆく、おそらくゆく、
それで、どう、
どう転んでも、、
あなたにはこれを見せられる気がする、、
あなたに次ぐあなたに、
一度この静かな色味のなかに、
ただ止まって、浮かんで、
そのままでいくらかいてみてほしい、
分かるだろうと思う、、