ケラクが息づいている所、
ケラクが息づいている所へ、
そのまま、
全く無目的に降りていくこととしょう、
あるいは奔り、 あるいは散じ、
行き方の予想を立てることもせず、
川中へ ぐい、と、ひとり足を突っ込み、
(その流れに決まった道筋を与えている・・・)、
あるいは全く無目的に、
粒が、
底の底の方へ
ひとりノ言葉もなしに降りていって、
ずっと先、はうと手をのばしても、届かないところえひとりで着座し、何かを語っている、、
私が、粒の中へ ためらいなく、 ひとつの線を引っ張っている所、
それも また嬉しい、
それも また嬉しいと、、
なんだかその印象は軽やかで、
愉快でした。
しかしそんなに乗って、、
溢れ、転じ、
逸れましょう、、
逸れたまんまにしておけば良いのだから、
とは言うものの、
また道を付けて、
けして派手ではないが、いつかのケラクへ、
私をそうして招き入れるのだから、、
そうして、散じ、ひろがったものを、、
ひとりとしてあるところのヒトビトにあてはめたらばどうでしょう、、
何ほどを分けあってあるのでしょう、
そんなことは知らないけれども、
それはアンフェアではないか、
したらば、 ひとりと してあるところのものへ、
道を付けて、 丁寧にイゴイテいきませんか?
そうしてもう、ぼぉ・・・と 照り始めるのを見つむ、と、晴れるノデス・・・、
ほとんどケラクの真ん中で、
あたしは一番透明な顔をしていると思います、、
ほとんど真んまなかで、
それは、悟られず、
ふれるに値することもなく、
ただ、 全身を、 いつぞやの流れが、
当たり前に駆け抜けてゆくのです、、
私の手のはうへ、
あるいは沈黙して、
ずっと、 ずっと 底の方へ、
ただに目線を集め、
そのまま、
潜る、潜る、
関係性のなかの一粒、
ケラクのなかの平たい流れ・・・、