呼吸器、になった、日を過ごす。
全然苦しくない(ゼンゼンクルシクナイ)、
全くいろいろな出入りがあるね、
という意味で、
めまぐるしい、
それだけいつも出たり入ったりしていて、
どうしてくれるだろう。
今、僅かな息に、
お前が見つかって、、
そこから全然違う身体になっちまうと、どうする?
どうしてくれる?
そんなことは分からないけれども、
ざわざわと耳に騒ぐけれども、
全然苦しくない(フユカイジャナイトイウコト)
全体ここにいろんな道を見ている、、
当たり前じゃない、
ね、
お前さんの後ろ姿はどんなに長い線を引っ張っているだろう、、
全くもうひとつの道行き、
それで鈍行列車にすべりこむ、
全然苦しくない(オモワシクナイモノハナニモナイナトイウコト)、
そんだけ走ったのだから、
まだ走る、、
お前さんは時々正面を見せていたけれど、
あれは夢だったかな、
こんな映像はついに私もオサメタことがなかったと思う。
そいだから、
ひとりで煙を吹かしていると、、
あなたの呼吸器のなかに不明なものが、
香り様のものが(スイコマレテユクトイウコト)、
すぐに紛れ込んでいるけれど、、
ちょっとあなたの色が濃くなったようにも思う、
その間もずっと、なんだか流れているからね、
絵の中みたいで、
いやに高揚じみた不安だろうな、
こんな日に乗っているのは私くらいだろうな、
と、
誰もいない時間に、僅かな声で、
考えていたりもするけれど(ケムリヲフカシテクレルノダナ)、
その日をもう一度くれるだろうように、
その渡してくれる手のかたちに、
静かに感嘆しているけれど、
どんなだろう、、
ね、
急に(ニナルガ)、ぴったり、
風景に違いないものが、
あなたと一体だという振りをして、
大胆に今いるけれども(カゼヲクラッテモドウドウトシテイル)、
今、私は、
こんなことをいくらも知ってきたような気持ちのなかにいる、、
そんな、次々、溢れていく煙で、
誰が話しているかも分からないけれども・・・。