<1022>「さわがしさを掬う」

 さわがしさを掬ってゆく、、(いつもなら・・・)

 さわがしさを掬っていった、

 遠く遠く、あの、怪物的な笑みと、

 わたしでふたつになって、(ひとりのひととひとが出会ってふたつになって)

 妙に神経は通(かよ)ってゆく、

 とてもとてもさわがしいひとりの夜(よ)のとなえに、

 こうやって、こんな具合で、また静かにお月さんを置いてやれ得(う)るそんなものだろか、

 不慣れな月はいつまでもあくびを繰り返す、

 不慣れな月はほらそうしてじぃとこちらを見やるのだ、

 おおどうしよう、

 おおなんとしょう、なんと言おうよ、

 ふる、ふる、 はいしどう はいしどう

 どうどりどうどりや、えんに縁

 ぐらり、、、

 大胆にも、そこでねめつけるように黄色く光り上げるやぃ、

 お互いのハッす この波なんとしょう、

 ふるえたい、

 今少し、ピッタリとはゆかない、

 そんな姿、形を抱えながら、

 わたしのリズムメイクをなんとしょう、

 このゼリー質はふるえている、

 なんにしょうとお月さんと、もといた場所へ飾りなおす作業とあれやこれや・・・