たれた
たれか、
わたしをものすごい勢いで覗いているのはたれか、
たれだ。
あそ あそ
あそこから見えている、、
あそこから必要以上に見えている、、
ものすごい勢いで ものすごい流れで、
わたしの方面を眺めているから、
わたしだってものすごい笑みだ、
ものすごい笑顔だ、
それはそれは
しかしどうして、あなたはここにいる(そんなことはいいじゃあないか)
ふるえている、、
あなたの名前は静かに新しくなっている、
まだらけ まだらけ
ひと違う、、
やあしかしわたしのなかでは上手く違(たが)わない、
みんなおなじ明るさで、
たとえば手を大きくひらいて迎えらるる映像が、
そのあたたかさの発露が、
どうしても見えてしまう、
どうしても触れてしまう、、
ぱたぱたとした新しさのなかに次々にひそんでしまう、
けして しらない
けして触れたときにだけしか知られないあなたの秘密が浮かぶ、