今日(こんにち)がわの空(そら)、
晴れま、そんなことがあったのかしら
あったのかしら あったのかしらねえ・・・、
ただあたたかいわ、、
わたしぼんやりふたつに分かれてゆくみたい、
いえ、、
もっともっと多い、
数限りないその分かれ、その分かれかたの先に、
新鮮な歌がある、、
ひとが目を覆い、やめ、またひらく、ひぃらく、
羽の名を借りて待て、、
そしてただ穏やかに風に乗れたらいい、
ただ花の色が映る、、
全体を草いきれに塗ってしまう、、
まどろみはまだそこにいる、、
あなたの額(ひたい)のあたりで、しずかあに様子を窺いながら・・・、
なぜよ なぜよゥ
わたしはわたしよりはやい、、
過去のわたしがちらちらと後ろを振り返ってるうち、、
あしは必ず少し先を踏みしめている、、
あァ、動物だァ、
動物だから、どこへでもはやく、
息は荒く、、
佇まいは深く、、
そしらぬ顔の先に、、
ただもう湧き出すいのちのひとつめが始まっている・・・、