<2554>「はてのはだだしたはこえだ一量」

 たのむただはてのはだだ、、

 ん、

 なぜか金属音のした、

 ぬう、とした、、

 私の響きがだ、

 私の体温がだ、、

 なに歩行した、

 からだそこなら、、

 そこなら順に響け、、

 あたしに渡せ、

 渡せ、渡せといって手に落ちると、、

 なにとも言いようがない、、

 私はものを掴んでいましたが、、

 それが、なにかであるのでしょうか、、

 

 私は糸を出した、、

 粘性の、

 まったく香りとて一定でもない、、

 私は絡まることをおもう、、

 実際に、

 肌が、

 ひどくみだらな形をつかむのは、

 果てしのないことだと思いました、、

 あたしは果ての方へ来て、

 しずかに黙っていました、、

 重たいものにこうして、

 ひとりで付き合うの、あなたは、

 メッセージという、

 メッセージという、ひとつの振動の、

 なかに生まれ、、

 あなたはさわやぐの、、

 どこから来た液、、

 はみだしていきながら、、

 いま形が刻んだから、

 この円を、

 ひとつからだへといれたから、、

 そうして含むから、

 あなたは徐々に声をください、、

 

 私はあなたのよどみのない語りのなかで、

 まったく白い空間に出て、、

 あのヒの強さのなかへ、

 きっと徐々に溶け出しているのだと、、

 一量で考えていました、、

 ものかたる場所、、

 ものかたる仕草、、

 あたしは愛したことはありません、、

 おそらく自分をも、、

 ただどこまでも不思議として捉えているだけなのです、、

 剥がれてください、、

 あたしは自然です、、

 なにが自然であるかは、

 生きてみるまでは分からないのでしょう、、

 あなたははてです、、

 はてでは呼吸する、

 一切のものが、ただ、身体を振るっている・・・