今身体を向けて、
こちら、こちらへ、、
集まりの全てを招ぶ、
流れがはやくなり、
それが私にも順に、
きこえはじめる、、
うん、
うん、そうだね、、
ややあって、さなかへ来て、、
私はめまいがし、
ここをならす、
しずかに、ひとつの腕で、
私は集まってくる、、
そこへいちどきに集めて、、
しられたうたい、
ものが様々な方向へ、
特にはっきりとした意識もないまま、
あらわれては、
また消える、、
水の中にはなたれてはいて、
どう、どう、、
この領域の回転を、
肌に含ませるの、
私はそれは知らないのだけれども、
身体を上手くして、
今ここへと立っている、、
あたしは様子のなかにあり、
ほどけて、
ただの糸になる、
それは染められる、、
裸で捨てられる、
捨てたところからまた、生えてくる、、
粘って、、
液がひきりなしに出ている、
あ、本当だな、出てるな、
吸われる、吸われるな、
吸われたいだけ、吸われて、、
なにか、
一量の中に、
私は漏れて、
運ばれ、
そのまま、先を見ている、、
どこからこの粘、
粘、粘、と、
ひとつのまとまり、、
あなたはさだかではない記憶の、
その端に、
もののひとりで立つ、、
立つところ、風がある、
日が落ち、
本当に誰も見えなくなる、
私もすぐ、器官でなくなる、、
呼吸がただ自在に通過し、、
夜の見えないもののなかで生まれたフリをする・・・