<2444>「あなたにあるものが付着して」

 ヒの印に、

 身体が浮くことにより、、

 あらわになる、

 どうなとそれはあらわになる、

 なに、

 こちら、こちらへ、、

 順に送ってください、

 私は印を掴まえますから、、

 ただそこから剥がれただけのように、

 私には思える、

 ものの、

 いくつもの続き、、

 私はそれを果てにおき、眺める、、

 こんな形であったろうか、ありえたろうか、、

 どこの、

 

 またあらわれ、

 私は回し、、

 小さな、

 内部の映像が見える、、

 私は惑い、

 見えたままを身体にする、、

 なにか、新しい、、

 ひとつの呼吸が、そこに、混じり、、

 そっと長くなっていく、、

 あなた、あなた、、

 そこに時間を見留めて、

 進む、あなた、、

 どんな顔をしているのだろう、、

 こちらからは回転しか見えぬ、

 こちらからはその動くさましか見えないからさ、、

 あなたは一量で、

 この時刻に、合わせる、、

 

 ああぼおっと、

 砂を投げて、、

 私がかろうじて、、

 その隙間に生まれだす、、

 かれも、これも、卵、、

 どう、

 どうなと身体は動いていく、、

 なにや、なにや、、

 このヒのなか、

 身体の形、

 私は向く、、

 私はヒを跨いで存在している、、

 声が向く、、

 誰が向くと言った、、

 内音響のさなかに、

 揺れるランの、、

 その身振り、手振り、、

 手は、進み、、

 身体を掘る、搔きまわす、、

 ほら、付いた、、

 匂いが、記憶が、

 あなたが、どこまでも、付いた・・・