このあたりへいつとなく、なにとなく揺れかかっていた、、
確かな知らせから、知らせへ、あたしを移し、
ここで今の身体の代わりをさせようとする、、
ああ、そこに声が混じる、
あたしがただ肌を当ててそこへ続くのに、あなたは、
上手く沿って、、
物事のなかの匂い、
匂いのなかの行き交いに、、
順に、順に、自らをつけていく、、
そしてまた先端から新しい表情、
新しい泡立ちが、
身体に塗られ、、
ひとり、ひとり、続いてくる、、
私は、いつとなくここへ身体を畳み掛け、、
そのままの速度で中に、
中に、非常に溶け出す、、
もっとも、私は時間を持ち、無時間を持ち、、
ここでふらと揺る、、
ここで身体表面の上を波が走る、、
ここでふと集め、出だし、、
交換が増えて行き、
その手のひらのなかに集める、、
あたしはそこで声をし、
いついっかの日のなかへ私を集める、、
いかに、いかに、それは、滑るともなにとも、知られ、、
私の輪の中へ、、
私の時刻のなかを駆けるさまへ、、
ながれの中で、、
上手く呼吸をし、、
私は自をだだりと一箇所に垂らして、、
しばらくそのまま放っておくのだった、
しばらくこのほうけのさわぎの中に入り、
私はぐらぐらと揺れていくのだった、、
ああ、ただ入り、
もののなかへ移るさまの、
いちどきにここへくれるのを、、
私は見る、、
このかたい地面に当たり、
這い、、
今ここに出る呼吸を静かに確かめて、
その裏側へ、染み通って、、
ひとつがひとつへ来る、
あたしがただなかへ当たり前に来る、、
とする、、
ともうこの呼吸はそっと深くの冷たさに触れて、、
今ここへ静かになり、、
今ここへ静かな置き所となり、、
私の只中へ揺れている、
ものの非常に透明な姿のなかへ当たり前に揺れている、、
のが、僅かでも、見えている、、
あればあれでそこに、、
身を静かに放り、
それを結ぶ場所・・・
ひとつ、ひとつ、ひとつ、、