なにを掛けているんですか、、
いいえ、私が手の中に、漏れて、
その先へ、、
来いと、いうひとつの乱れに、、
ついてきたんです、、
はア、するとあなたも、
この濃度のなかを移動することになる、、
ひとつの液で、混乱しながら、
ここを目指すことになる、、
そうですね、
私のヨウ脈の生き方を、、
自然に見ることになるのだな、と、
ここで思うのでした、、
熱から、また違う時間に生まれて、、
私は海、私は満開のヒ、
ここに肌が流れて、
あ、アキらかなあなたの数え、
あなたの掛け声と身体だ、、
時刻はこごっている、
ここで低速の仕種のなかに来る、、
あたしはすっと前方を見つめた、
身体が許す限りここにいる、、
あたりまえの温度がある限り、
そうして、漸次ひらき、、
ここに招待されたいくつものかたまりを、、
私は、黙って流していた、、
粒という粒が生まれては流れた、、
私は力を得た、
ここだ、、
私がひきりなしに声をする、、
私は朦朧とする、肢体のまま、、
この白い場所へ入っていくようだ、、
どうだ、、そこは声か?
いいや、なにだろう、、
私が沈黙している場所だ、
そういう気がする、、
アナたが沈黙している場所?
そうだ、ここは生まれてばかりいる場所だ、、
あたしはこの風が動くところに、
周囲がなにであるかも分からない頃から来ていた、、
あの、陽の射す場所のなかで、、
見事に溜まっているといえた、
ひとつの唱えがある、、
私はまたその低音のなかに溜まっていく、、
生きている人がいる、、
これはただの振動によって生むことが出来るものだった、、
その頃の私はと言えば、
少しも驚いていないらしい、、
というより、忘我、忘時で、、
その低い波のなかを生きたらしい、、
あるそのあたりまえの波にはあなたも入ることがあるだろう?
と、
見知らぬ人にヒを掛けながら、、
ヒが、この忘時と忘時を繋ぐのだろう、と思いながら・・・