私はすぐ、その根のそばで、いました、、
生まれ、生まれてくるに従って、その辺りへ、
等しく、顔をつけ、
揺れる、揺れる、なににしろ、、そこざまへ、
続き、続き、、増えていく、
私はすぐ、根のそばの、傍らへ、流れてくると、、
して、純粋に、純粋に、、ふくれあげていくのを、
伝え、伝え、集まり、は、いくつもの声、、
あたり、人は見留め、流すには違いがないけれど、、
行方を、行方を、、たわめ、続く、そのものの静かさ、
ひそかに、ひそかに、、知らせている、ことがあるのでした、、
それからして、なにか、、響きにかなう、、
一切が、その形とで、もののよく、確かめられて来る、
あ、吐いた、吐いたな、、べたり、
と、つき、そのはては、表情らしき、もの、、
ひとつだに、ひとつだに・・・、
そうして、失せて、、
生まれていました、
まだ、生まれたままの地面が、あたたかい、
不明の、
あとへあとへ続いていく、ひとひが、揉まれて、生まれましたよ、、
どうぞ、掬って、、
おもいのほか、外へ、外へ、溢れ出ていく量を、、
ひとつだに、手で、、
拾って、拾って、、
私はすぐそばの、回転のなかに膝をついていました、、
間のないところへ、すとんと放り込まれ、、
倍加する、
声が確定しない、、粒立って来ない、
とどまって、、
ひとつのあかしを、、ただに手で拾うだけ、、
なにと、なにと、、見ている、、
あかしのなかの強度、、
私はすぐ、そこでズを下げて、、
静かな、眠る心地になっていた、、
まもあらん、まもあらん、、
すみやかに線が重なり、
その重さ、いくつかで、連なる、摑まる、、
あ、あ、それは落下したい、、
それはそれはえのいう回転へ、、
忘れた人がいまもう一度離れていった、、
私は、放り込む、、
その印象のなかへ、まっすぐに放り込まれる、、
種々の、姿を見て、、
一を見、二を見、三を知りました、、
これ以上に、倍加するのにしたって、、
揺れて、揺れて、さて、というところで、
口、アくのに違いはないと思われるのだが、さて、どうか、、
ほおに、しろ、いくついくつと数え上げる訳にはいかなく、
じだらじだらの数が、溜まり、、
音が変わるのを、ここにきくだけになるのだと、、
そう思います、
私は、すぐ、、あそこへ通るものを響かせています、、