<1657>「他方」

 あ、あ、あ、垂れたな、

 その上に、も、もっと、巻き込まれる、ものの、姿形の、

 それぞれで、どうにも、、

 潜り、潜り、、潜り、

 片方から、片方、その、鳴るのと、それぞれに、

 おおいに、含まれて、来てみていたようなのだ、

 そうして増えていく揺れる、

 片側からかむさって、過ぎて、揺れてみているの、なにの、と、、

 うたうように、姿形、ここへ、ここへ、あらゆる手合いの、

 ものが、ものと、かたまりで、

 渡る、渡る、、

 

 そのほうをいくつもに分かれてじと、と見て、

 さてその回転の涼しさ、、

 私はある空間のなかを通る、

 これはなにだ、と、いくつもに移ろう場所、

 を、速やかに過ぎる、、

 なにで、なにで、、ここまでの細かさとして、きこえているのだ、、

 分かれながら、分かれながら、、

 瞬間に、身体をかけて、

 もたせ、もたせ、、

 幾通りの輪、それぞれ、身体に掛けて、

 すみやかに通るものの、いくつもを、、

 削り、削り、、浮いて、姿に、似通い、、

 揺れる、あらそう、、あらう、荒々しく、あらう、あらわれ、網の目の、隙間の、あらわれ、粗い、粗い、、

 なにだなにだかぼうとする時刻にあらわれたようなのだった、

 はてにはてに身体を集めてはそこ、そこ、揺れて出るようなのだった、

 いくつか、いくつか、はての、先端ごとの、、掛かりが、

 まともにあって、なにで、、幾方、幾方へ、、集まる、

 そのたのものを知らでどのようにかあらわれよう、、

 いっかなひでもなにでもそこに溜まり、

 ただでらでらと参る、、次第、次第に、、含まれてくるのに、違いがないのだが、、

 さては、さては、、もののひとつか、、

 身体を掴み、浮き上がるのの、、

 隙間、、

 

 あ、んんその、順次の、、かけてくるところを、、

 どうにも、画角に含まれて、

 一体なにほどのさわぎが連れられてここへ来るのか、、

 分かりかねるようだ、、

 どうしてそのものが連れ立ってくる、のか、なにか、、

 秘所は秘所に違いがないのだがな、、

 なかを過ぎて静かに覗くものなどを、、

 揺られ、揺られ、ながら、、集まって、ききおさめられる、、

 えのひらくところへ連れられてくる、、

 あの、それの、あたしがおもて、

 ときに、あたしおもてのなかにふたつ、、

 りん、りん、と鳴る響きが持てたのならば、

 どこぞへ、どこぞへ、、向かい、歩いて行きましょうか、、

 あれほうへ、そこぞへ、ゆ、の文字、ゆかいのゆ、の文字、浮かび、

 様々に渡すところへ、はいりましょうか、、

 あれ、あれ、、いくつものはたのてあいの、

 よこへ、よこへ、、どうにだって、出ていて、なおのこと、なお、よ、もの、