<1620>「単音の流れる先」

 単音の、済みそうにもないリズムがそこへ、、

 並び、次から、次へ、伝う要領だけれども、、

 おい、どこかその姿ともなれば、

 明らかに、めまえのわたくしに、伝い、、

 真っすぐに、垂れていくことと思えるのだ、

 なに、僅かから、僅かへ、

 そのもののさまが聞こえていながら、、

 いくらもそのなかほどへ伝わっては途切れないことのように思えるのだけれども、、

 はあ、そこ、そこか、、なにようを探り出しているものとも見える、

 よこざま、よこざまのしぐさ、、

 ねい、まっすぐに、付いてきておくれと、、

 

 揺らす、こちらほど、、あたりまえに、揺らされて、、

 長々と来始めた、、

 長々となかざまへ来始めたところで、

 どうにか増え、、

 どうにか語らいの速度を緩めながら、

 その地方へ、まったく、はいっていくことにしようとつなぐ、、

 その一声が、あからさまにここへありました、、

 長く過ぎるひとつさまの光景が、

 あらためて、そこへ見えて、とてものことと過ぎるのでした、、

 なに、なにようの浮かい、響きの、、

 そちこちへの、渡し方と、、

 伝えるところには、なにほど、、

 とくいな、ものざまが、大袈裟に出始めていることと、、

 それはこちら側から伝い、、

 まっすぐに投げあげていたので、

 まっすぐに拾いました、、

 どうに、来始めていたので、、拾いました、、

 拾いながらも歌い、歌い、、

 あれ、そこ、そこざまのと、

 ひとつ、言っていました、、

 

 あれもこう受けているのに違いがないが、、

 まっすぐに受けて、どうしたって揺られ、、

 その要領で、ひとたび増えてゆくものものが、あり、

 そのさまの近くに過ぎていたら、

 なによう、はっきりとして来始めている、、

 あれの、言葉のままの、、

 ゆらしこんで、映る姿が、、

 いくらもそこにあるものとうたがわれる、、

 な、真ん中に手を付けて、、

 大きく見つめていくと、、行き過ぎる、、

 あれは、ものざまの、過ごし方だ、、

 どう、どう振りかためていけるかがあらわれてくるのだ、、

 何をか増えての、、

 ひとつの辿りのようすをあらわし、、

 いる、このまの仕切りのありかたをよ、

 なにをかひとつ、、

 ひとつのもののなかにあり、

 ひとつのものざまのなかにすすめていけることとおもうのだ、、

 なに、ひとつの声、、

 あらたに平面を含んでいるからに、、

 しざまが、明らかで、、

 そちこちから伝わってくるものともおもえるのだ・・・、