波のまなか、波のままなか、、
波のまなか、、それから?
ごとり、ごとり、、
それから?
僅かな隙間に立って、、こちらを、、
見詰め、、
あたしは、ただ、肌居から、、
空気へ、、
接触面へ、、ほうとぶつけていた、、
それが、波なのか、どうか、
それが、、ひらくのか、どうか、、
が、、
はつとはわからなんだ、
わがらねか、、どうか、、
面を伝う、、
あしぞこから徐々に震えをきたしたもの、、
面を、、
ぞろ、ぞろと伝う、、
を、を、
ひろやかにし(・・・)、
を、を、、
かるがる、、たとい、器だとしても、
ごとり、ごと、ごと、と、
ひとつの沈黙を持って、、
さあさ、さ、ここへ、
明けているかろやかさへ、、
あしぞこからどぶどぶと潜り込んでいき、やい、
の、の、、
うたいの姿、、
晴れて、晴れて、、
いまわのゆるぐ踊りをさ、
燃じた、こころもちの、
燃じた、もうずっと下方から、あしぞこから、、
だり、だり、だりだり、
ト、、
静かに持ち上がってきたさ、、
ええ、そのなかへ、おん手を、
を、をゥ、、
かじく、ケ、、かじけた、、
もの、
ひとりでにぞこへあらわれて、、
ひとりでに手を振る、
ゆれのははあ、
かるやかさの、はははあ、、
を、、
ものにし、、いま、ぞこで咥えている、、
いま、ぞこで、なにをかを、、
全身に伝って、、
なあ、と、、
なあ肌居のきまりよ、揺りよ、
と、、
大胆にその無法が、、
伝わる、、
ケ、など、、はつと見えたままで、、