日にいつもの通りの、、姿が当たり、、
なあ、、
ざらつきかえしてゆくのを、、
一心に見つめてゆく、
誰かは、、いま、日に垂れ、、
一散に立ち上がってゆく、
きざまれている、、音が立つ、、
よろぎながら、
新たなうたいを確かめるようにして、、
誘い、誘い、、
今しんと当たっていますやら、なにやらの、、
振る、振るいを渡して、、
そろそろと翻る、、
ここに出でてきたか、、
ひるがえると見える類いのもの、、
向きが変わると はなやいでくるのも、
どうという、、
あ、いけない、、あたしは奔放の、、
声が、渦を巻いて、、
たった内側へ、すみやかにゆく、、
くだって、、熱を持ってゆく、、
いくらも熱を把握しているのだか、なんだか、、
中空へ、
ずい、
ずいと浮かんでくる、、ただあたりの、
おもいが浮かんで来、、
一散に伝って来る、
香がなにかしら、知らないが、
一散に、
私は嗅ぎまわり、準備をした、、
がんと響く音の周りに対して、
上手く、身体を容れていた、、
時折、日の風と、、
表情が、静かに停止したところで、、
さわざわと生きているのも、
だだ火が、、
だだ熱が、
遠路へ、ずいと身体を垂らしていくのを、、
今裸になって見やる、、
その揺らぎ、、
ひのかしぎかたに手を、僅かに付けていく、、
毎度の匂いがするのか、どうか、、
確かめるそぶり、、
仕草の、熱溜まり、
に、、端のない渦巻きが、
巻き上がる視線が、、
はなやかにあふられるいくつもの熱気が、、
ここへ過ぎ、、ここへ過ぎ、
語る、、
いま表情よりひろいものをその僅かな振幅に見た、
見たら、、立ちほうけ、、
ほどけて、、
下方へどどろと溜まって来た、、
えんか、