私のほてる、
今、あなたのその肌の、渡りに、、
言語姿としてひとたび駆けていくところの香は、、
ここへひらげられたんだな、、
掛け橋、なにか、、
ずい、ずいと底の方から盛り上がってきたのだった、、
そう、一音、、
もう、、ことのほか耳に華やいでしまったあとには、、
つくりついて、、
耳にべた、べたとついたままになってそれ以上を、、
いうと、、
香がひらきやしないか、、
流れ出る、後先になって、、
生きやしないかと、
はら はら、はらはら、、
たくみにこちらへ、、渡してくるのだ、、
その言語姿におのれの眼差しを容れて、、
びいい、、いんと張っている、、
張ってやると、、
鳴る、鳴る、、
ともすれば、漏れて、、
ともすればさわざわと立ち上がり、、
いづこ、
かしこ、、
ここらへ、、ふいと居合わせて、、
騒々しくなるのだ、、
これは容れた姿か、、
私が、はなやいで、、
華美なところからずい、ずいと巻き上がるところの、、
人知れない騒ぎなのかなにかえ、、
とすら、、
言ってみせ、やってみせ、、振舞ってみせ、、
そこに、、
順当な、華美を散り敷いてみせる、、
おおぎょうではあれ、
け、、して、、
姿だけではまだ足りんと、、
吹き上げるねつの仕草が、、
耳の傍でざわざわと、、
ざわざわざいと通じ、傍、、
傍から、身の、垂れ、、
垂れたあとのじんあいの、、
諸々の、、
空域を、思わず知らず、、吸い込んで、、
私、下方、、
たきあげて、、
じらじらと見据えたいちにんの、、
その巡りに、、
ゆきおー、ゆきおお、
よう、と、、
片手でとりなす、、
片手で、全ての色香に触れる、、
どうどう、と、、容れられ、、
私は、香のかたまりが、
目一杯、呼吸をし、、
ここいらへ、、ままで、だら、、
はかるようにして垂れ込むところを、、
下方で、目撃する・・・、