ものがただひたりとここをつく、
そのあじけない、
身体がうまく染みついてきて、、
それを短い時間で、
ただたんと眺め、、そのまま、そこに、汗をかきだし、
いくつかふやけて、
ふやけて線の巡る、、
あたしが目のまわるような諸方の響きに、
ただはた、と身体をひらき、
そこでひらいているもの、はじくもの、、
ただ絶えなく巡る、
ただにそれぞれの静止する力で、、
その、もっと先の方へ、、
あたしが、まだ肌を見て、、
じり、じり、と立ち、、
立っていることにより、、少しずつ苦さを増してくるようなところで、
何を、、何を、
何をここへ垂れ込ましているのだろうか、、
遠方や、遠方でないところ、それら、諸々、、
じっさいに流れて、
じっさいに生きて吸い込むようなところ、、
ただ不安心な苦さを、
ここへさらし込みながら、、
水が上手く動き、、
呼吸がそれに続け、
まだ肌の中をゆるやかにのぼる、、
まだ合流地のはっとする眺めの中に苦さを流し込んではいまい、、
その行き来に、
私は生まれる、、
私は、意識のはなやかな騒ぎがここへ絞られて出てきて、そっと日にさらされたままで、、
気持ちの良い表情をして、、
からりと音を立ててはじけていること、、
かれて小気味よく騒ぐあなたのこと、、
噛みやすくなって、苦さが、
外側に音もなく静かに動く、、
その揺れる先、、
そのはしのはしまでかわいた先に、、
一微量字がよぎる、
一微量字の、、
響きの曖昧さ、、
どこかから続いて来て、ついで、どこへまでいくのか、、
私は、それを、、
分からなく思い、、
分からないなかで、なおも続いたこと、、それを、
不明だと思い見ている、、
見ていると、、順に、順に、、
あちこちで並ぶ、、
そのひとつの微量字のなかを覗き、
そこに別時が混ざり、、
規則正しいはじけた音をきくということは、